新たな減塩スタイル『置き換えケチャップ』と育毛

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塩分のとり過ぎは髪と体に・・・

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「日本人は塩分とり過ぎ」といわれて久しいです。

世界の1日の食塩摂取量は標準で1日5gだといいます。それに対して日本はといいますと、2015年の12月、ついホンの1ヶ月前に厚生労働省が発表した数字では、

男性10.9g 女性9.2g

・・・というどちらも2倍の数字をたたき出しています。ちなみに、食塩摂取量が5gをオーバーすると高血圧による心血管死亡率のリスクがグン!と増えてしまうとか。

自治体ぐるみの活動で減塩に取り組み、そして成功した長野県の例もありますが、健康で長生きするためにはやはり塩分控えめ、世界基準の5gを目指したいものです。

さらに、塩分のとり過ぎは体だけではなく、髪の毛にも悪影響をおよぼします。過剰な塩分は血圧を上げて血管にダメージを与えます。そして、頭皮にはとてもデリケートな毛細血管がいくつも通っており、その影響をモロに受けてしまうのです。

つまり、あとのことを気にせず塩分をガンガンとっていると、同時に薄毛も進行させることになってしまいます。

そんななかで、新しい時代の新しい減塩法が登場しました。

旨味引き出す、新・減塩スタイル『置き換えケチャップ』

a0027_000754_m※画像はイメージ

慶大発のベンチャーAISSYは、新しい減塩方法として『置き換えケチャップ』による減塩メニューに注目し、味覚センサーを用いた定量分析を行い、その結果を発表しました。

そして、その要因の1つとされているのが、日本独自の食文化=<和食>です。和食は低カロリーで栄養バランスに優れた食事である一方、味噌や醤油などの調味料を多く使用するため、塩分過多になりがちという側面があります。

こうした中、近年は減塩調味料をはじめとした多くの減塩商品が登場しています。しかし「減塩メニュー」というと、いまだに“おいしくなさそう”という印象が強いのが実態です。そこで最近では、和食に使用する調味料そのものを見直すことで、おいしい減塩和食を実現しようという動きが加速しています。

中でも注目したいのが『置き換えケチャップ』による減塩和食メニュー。レシピに用いる味噌や醤油といった調味料の半分を「ケチャップ」に置き換えることで、塩分を30~40%カットできるほか、砂糖や和風だしの素の使用量も半分におさえることができます。

“和食にケチャップ”というと意外なイメージを持つ人も多いと思われますが、今回、事前調査として、男女38名に『置き換えケチャップ』減塩メニュー(肉じゃが)を実食してもらったところ、94.7%の人が「おいしい」と回答があったそうです。

・『置き換えケチャップ』減塩メニューを味覚分析

それでは、なぜ『置き換えケチャップ』をした減塩メニューはおいしく感じられるのでしょうか。味覚センサーを使った定量分析により、その理由を検証しました。

【分析結果】※うま味比較
(1)醤油を用いた代表的な和食メニュー「肉じゃが」
●標準メニュー/3.06ポイント
●ケチャップ減塩メニュー/3.15ポイント
●一般的な減塩メュー/2.87ポイント

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(2)味噌を用いた代表的な和食メニュー「さばの味噌煮」
●標準メニュー/3.52ポイント
●ケチャップ減塩メニュー/3.60ポイント
●一般的な減塩メニュー/3.38ポイント

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味覚分析の結果、醤油を使った「肉じゃが」、味噌を使った「さばの味噌煮」のどちらのメニューにおいても、うま味の数値が、「ケチャップ減塩メニュー」>「標準メニュー」>「一般的な減塩メニュー」となりました。

・「標準メニュー」と「一般的な減塩メニュー」の比較

市販の減塩調味料を使用した「一般的な減塩メニュー」は、うま味の数値が「標準メニュー」を大きく下回りました。

・「標準メニュー」と「ケチャップ減塩メニュー」の比較

一方、「ケチャップ減塩メニュー」は、「標準メニュー」のうま味を下回るどころか、むしろ上回っています。

・「ケチャップ減塩メニュー」と「減塩メニュー」の比較

「ケチャップ減塩メニュー」と「一般的な減塩メニュー」を比較すると、同じ料理にもかかわらず、うま味の数値に0.2ポイント以上の差が生じています(「肉じゃが」で0.28ポイント、「さばの味噌煮」で0.22ポイント)。0.2ポイント以上の差とは、95%以上の人が認識できる差であり、2つのメニューはうま味において、明らかな違いがあることになります。

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【まとめ】

分析結果より、「ケチャップ減塩メニュー」は、醤油ベースでも味噌ベースでも、さらには肉料理(肉じゃが)でも魚料理(さばの味噌煮)でも、うま味を損なわないどころか、逆にアップさせる調理法であることが分かった、とまとめています。

うま味を損なうことのない『置き換えケチャップ』は、“おいしく満足度の高い食事を楽しみながら減塩したい”というニーズをかなえる調理法であると言えそうですね。

<参考>
『置き換えケチャップ』減塩メニューレシピ
※実食調査および味覚分析で使用したレシピ

【肉じゃが】

●材料(4人分):
じゃがいも3個(450g)、玉ねぎ1個、豚薄切り肉200g、サラダ油大さじ1、水2カップ、和風だしの素(顆粒)小さじ1弱、砂糖大さじ2.5、醤油1.5、トマトケチャップ大さじ1.5
●作り方:
1)じゃがいもは皮をむき一口大に、玉ねぎはくし型切りに、豚肉は5~6㎝幅に切る。
2)フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎ、じゃがいも、豚肉の順に炒め、水、和風だしの素を加える。
3)沸騰したらアクを取り、砂糖、醤油、トマトケチャップの順に加え、ふたをして弱火で約15分煮込む。
4)じゃがいもに火が通ったらふたをとり、強火にして煮汁を煮詰める。

【さばの味噌煮】

●材料(4人分):
さば4切れ、水1カップ、砂糖大さじ1.5、酒1/4カップ、生姜1片、味噌大さじ1.5、トマトケチャップ大さじ1.5
●作り方:
1)鍋に水、砂糖、酒、生姜(薄切り)を入れ火にかけ、煮立ったらさばを皮を上にして加える。
2)ふたをして弱火で約10分煮る(途中、さばに煮汁をかける)。
3)味噌、トマトケチャップを煮汁に加えて溶かし、約5分煮る。

■詳細はこちらをご覧ください AISSY株式会社

和洋折衷が健康のキーに

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ちなみに、先にご紹介した通り、日本人の食塩摂取量は世界的に見て非常に多いといわれています。

海外から来た外国人の方も、多くは日本の食事は「塩辛い」といいます。醤油や味噌といった日本古来の味と、トマトケチャップという洋の味。まさに和洋折衷(わようせっちゅう)が、体の健康と育毛につながるキーになるのかも!知れません。

塩分を下げてQOL(生活の質)を上げていきましょう。

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