育毛都市伝説3.「白髪の人は禿げにくい?」

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白髪の人は禿げにくい?
ロマンスグレーの紳士ってかっこよくて憧れますよね。白髪の人はみんなフサフサかというとそんなわけもなく、薄毛の方はたくさんいます。この真偽はどうなんでしょうか。

髪の構造、性質、組成

「髪の構造、性質、組成」でも解説しましたが、そもそも髪の色と髪の成長とはまったく無関係なのです。
繰り返しになりますが、髪の毛の組織は、まず、髪根もと部分に丸く膨らんだ球体の毛球があります。 この毛球部分には毛乳頭の上部を包み込むように毛母細胞とメラニン細胞(メラノサイアト)が存在しています。 髪を作ってくれるのがこの毛母細胞で、この毛母細胞が細胞分裂を重ねて、毛包細胞に変化し髪の毛を作りだしてゆきます。

髪の組織図2

髪の色とメラニンの関係

メラニン細胞からはメラニン色素がつくられ髪の色をつくり出します。このメラニン細胞の元気がなくなると、 メラニン色素がつくられなくなり白髪になってしまいます。
また、メラニンには、黒~茶褐色のユーメラニン(真性メラニン)と、赤褐色~黄色のフェオメラニンと呼ばれる2種類があり、毛髪の色の濃淡はユーメラニンにより決まります。 黄色みや赤みはフェオメラニンに左右されるので、ユーメラニンが多ければ髪の色は黒色に近付き、フェオメラニンが多ければ暖色(赤色系)に近付きます。
つまり、メラニンの総量が多いのが黒髪、メラニンの総量が少ないのがブロンド、その中間は栗色となります。このように、髪の色はメラミンの種類と量で決まるのです。
髪の毛の中のメラニン量は、4.5%以下ですが、メラニン色素が有害な紫外線(UV)を吸収してくれるおかげで、頭部(頭皮)を守ってくれているのです。
このように、髪の色と髪の成長とはまったく関係がないのです。
あえていえば、白髪になると有害な紫外線から頭皮を守ってくれていたメラニン色素がなくなってしまうので、「白髪の人は禿げにくい」どころか、育毛には過酷な環境となってしまうのです。ですから、「白髪の人は禿やすい」という方がより近いかもしれません。

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